昨日は寒くて今日は暑い。
気温差激しくてやってらんないですorz

ヒット商品がヒットする理由はどこにあるのか。
血肉になりそうなんでテーマ追加(ヒット商品に学ぶ)です。

新築そっくりさんが好調

引用元:住友不動産「新築そっくりさん」、受注累計9万戸突破  

老朽化した住宅を1棟丸ごとリフォームし新築のように再生する、住友不動産の「新築そっくりさん」が存在感を高めている。建て替える場合に比べて費用を最大で半分に抑えられるなど住宅業界の常識を覆し、今や年間1000億円規模のビジネスに成長した。
リフォーム市場は参入企業が増えているが、「提案力」に磨きをかけて競合他社との差別化を図る。

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住友不動産が展開するこの分かり易く親しみが持てるネーミングのサービスがかなり好調のようだ。
住宅産業がストックに向かう中でかなりプレゼンスを発揮しているように思います。

この記事の中には、サービス開発に至る迄の思考が纏まっていて非常に分かり易いです。
まとめるとこうです。

<まとめ>

・「建て替え費用の半額で1棟丸ごとリフォームするような商品をつくれば、売れるのではないか」 平成8年に高島準司社長(現在は会長)は会議でだした声が発端。

・古い家は仕組みや状態をよく把握しないとリフォームできない。ひたすらケーススタディを積み重ね、200棟は調べた。

・低コスト化を実現する上で、どういう職種の職人がどういう動きをするのか、丹念に探った。

活用できる資材はそのまま使う、というのが基本



結果として、

・建て替えに比べて費用を約50~30%減らせる道筋がついた。

・前例のない商品だけに、発売前は社内にも消費者に受け入れてもらえるのか半信半疑の見方があった。だが、8年4月9日のある新聞で新築そっくりさんの記事が掲載されると、その日の朝は全国から問い合わせの電話が殺到し社内の電話回線がパンクするほどの反響があった。

・累計の受注棟数は9万棟を超え、25年度の売上高は年間で初めて1000億円の大台を超えた。 

・商品の認知度が高まったところにリフォーム技術の進歩や営業態勢の充実が重なり、顧客層が当初の中高年から若い人たちにも広がりをみせている。



先見の目を持ったリーダーが意思を発し、徹底した現状分析を行い、
かつ、アイデア実現させられるリソースが備わっていたからではないか。

「新築そっくりさん」というサービスネームもコミュニケーションとして分かり易いので、
心理的な要素かもしれませんが、成果に結びつく要因の一つになったかと思います。
(社内アイデア?それとも外部のクリエイター発案?気になりますね。)


この新築そっくりさんはケーススタディを何度も行ったとのことですが、
現代において、このリサーチとケーススタディ・プロトタイピングは極めて重要だと思います。
このアクションが顧客の真のニーズに近づくと思うのです。

しかしながら、ソーシャル上の反応を見ると満足度には差があるようで、
まだまだ改善の余地はあるようです。(ここでのご紹介は控えておきます。)

今後まだまだ伸びる余地のあるサービスなので動向が楽しみですね。


中古住宅マーケットが主戦場

引用元:住友不動産「新築そっくりさん」、受注累計9万戸突破 

 国内の住宅リフォーム市場 調査会社の富士経済によると、平成25年度の市場規模は消費税増税前の駆け込み需要で、前年度比7.0%増の8兆3365億円。26年度はその反動減が響き、5.6%減の7兆8735億円に縮小したとみられる。29年度には、4月の消費税率10%への引き上げの影響が再び見込まれるが、富士経済は「既存住宅の活用が進めば住宅リフォームへの投資も活発化する」として、8兆円規模を維持するとみている。

引用元:中古住宅を巡る日本と欧米の比較

 昨今では「中古住宅ブーム」と呼ばれるような活況ぶりを呈している日本の不動産市場ですが、実際にはまだまだ新築住宅が大きなシェアを占めています。しかし新築住宅が主流なのは先進国では日本だけ。欧米の住宅事情を見ていくと、今後は日本でも中古住宅が不動産市場のメインとなっていきそうです。

欧米と比べ現状は新築の流通が半数以上を占めますが、人も減るし、政府も明らかな指針を出していますし、今後は間違いなく欧米化が進むでしょう。

ここをめがけて色々な商品サービスが開発されています。

SONY不動産がYahoo!と業務提携もしました。

ご存知の方も多いと思いますが
アマゾンがリフォーム産業に参入しました。住宅業界においてかなり大きな波です。

まさかのリフォームにもショールーミング化が.....

住宅産業の景色が大きく変わりそうです。