エンタメタイアップのポイント

7月24日に気持ちが高鳴るニュースがあったのでご紹介。

国内サッカー3大タイトルの一つである「天皇杯」のメインビジュアルにジャイキリの「タッツミー」が起用されたのだ。
 

そのビジュアルがこちら。

Tatsumi




「お前ん中のジャイアントキリングを起こせ」 


 

引用元:天皇杯メインビジュアルに『GIANT KILLING』の達海猛監督が登場



サッカー&ジャイキリファンのわたしの心、完全に掴まれました。

「タッツミー」が天皇杯公式試合球を持っているという斬新なデザイン採用。
かっこ良さがビシビシ伝わって来てます。



知らない人のために簡単に「タッツミー」をご紹介。


達海猛(たつみたけし)

漫画「GIANTKILLING(ジャイキリ)」の主人公。

EAST TOKYO UNITED(通称ETU)の監督。35歳。
かつてはETUの選手として活躍するも突然海外へと旅立つ。
「弱いチームが強い奴らをやっつける(GIANTKILLING)」をモットーとする。監督会見にて「わかんない」を連発する、キャンプで選手たちに自習を命じるなどその言動に底は知れない。
愛称は「タッツミー」。

飄々としており、一見いい加減で破天荒な言動の裏で、サッカーに関しては非常に研究熱心で、ETUの監督となってからは、クラブハウスの用具室に住み込み、夜遅くまで次節の対戦相手の分析、研究に力を入れている。膨大な資料から得た情報から、相手の弱点を見抜く洞察力を持ち、試合では徹底的に突く知略家である。また、チャンスやピンチの場面では、感情を露にする。この硬軟入り混じった人柄が、人を惹きつける魅力ともなっている。
ETUの低迷の最大の要因は、「チームに根付いている負けグセ」(メンタル)であることを見抜き、個々の選手との対話や練習の中で改善を促している。

引用元:PIXIV百科事典

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 漫画「GIANTKILLING」の世界の主人公であり、わたしのメンターにもなっています。


「タッツミー」の言動は刺さるものがあり例え漫画の世界と言えども決して侮れない、


それだけ何か力を与えてくれる存在です。マジしびれます。


好きな名言です。 

何でも思い通りにいって何が楽しいよ。

俺が楽しいのは、

俺の頭ん中よりすげぇ事が起こった時だよ。

そのまま行け!何度もしくじれ!

その代わり、一回のプレーで観客を酔わせろ。

敵の度肝を抜け!

おまえら気合い入れろ!

そんなつまんねぇ顔して、

面白いこと出来るかよ!

 

読んだことが未だない方、読み方が浅い方、是非熟読してみてください。きっとキラキラドキドキする何かを掴めると思います。

 

このケースに限らず、広告PRの手法では「エンタメタイアップ 」はよく使われる一つです。
 

しかし、何でもかんでも、知名度のあるエンタメコンテンツと繋げればいいというものではなく、

そこには共通のテーマ、コンセプトがあってこそ効果が発揮されるというのは通説ですよね。


今回の「 GIANTKILLING」×「天皇杯」 の組み合わせはこの共通のコンセプトを感じられるものになっています。


GIANTKILLING = 弱いチームが強い奴らをやっつける


天皇杯の醍醐味 = ジャイアントキリングが起こる一発勝負のカップ戦


※過去のジャイキリはこちら。

 参照:天皇杯名物のジャイアントキリング。敗退したJ1クラブの意外な共通点

 
 

まさしく、天皇杯のコンセプトと合致していおり、ジャイキリを知っているサッカーファンには、この広告ビジュアルが伝えようとしているメッセージが受信されやすくなっていると思うのです。


少なくともわたしには瞬間的に把握できました。


こちらの事例 きちんとケーススタディしておきたいです。

 

一発勝負だからこそ起こるジャイアントキリング。

今年の天皇杯はどんな事件が起きるのか。8月29日開幕から年始まで目が離せません。

 


「お前ん中のジャイアントキリングを起こせ」