『Altschool』
という名前を聞いたことがあるでしょうか? 全米のみならず日本など海外の親も、「わが子も入れたい」と熱視線を送り、入学の順番待ちをしているシリコンバレー発の学校です。

しかも、開校してから1年と経たないうちに、 Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグさんから1億ドルの資金調達ができる程、投資家からも注目を浴びています。



注目を集めている理由は、テクノロジーの活用が世界中で最も先進であることなんだそうです。流石は
シリコンバレー発って感じですね。

創業者は「Google +」プロジェクトの立ち上げメンバーであり、起業家として自身のサービス創業経験もあるマックス・ヴェンティラさん。 この学校の成り立ちとマックスさんの生い立ちが、 超絶分かりやすいインフォグラフィックを見つけましたので転載しておきます。

ザッカーバーグも認めたシリコンバレー発の学校「Altschool」 

とにかくテクノロジーの活用が半端ない。

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『Altschool』の凄いところはここに集約されています。
  • 授業はすべて記録され、ログをエンジニアチームが解析し次のアクションプランを立て、よりハイレベルな教育を追求する。

  • 溜まったログを頼りにカリキュラムは個別に最適化され、生徒の能力・学習状況によってパーソナライズされる。 そして、個別学習計画やplaylistと呼ばれる専用のプログラムとツールを設け、親御さん向けアプリも開発。

  • さらに、溜まったデータは転校後も引き継がれる。
まるで先進の民間企業が行うマーケティング活動のようです。
生徒一人一人の課題を見つけ出し、課題に即したカリキュラムを素早く提案してあげる。

学校法人は当たり前に、民間企業のマーケティングもテクノロジーを使ってどのようにパーソナライズするか?がマーケティングの注目点ですから、Altschoolのこのモデルはお金を払ってでも、今学んでおいた方が今後のためになりそうですよ。親御さんの立場に立ってみても、この学習スタイルは嬉しいですよね〜。

この後の構想としては、Altschoolの教育システム「My Altschool」を他校へライセンス販売し、サードパーティ校を増やし、microschoolのネットワーク化を進めていくようです。めちゃくちゃ話題になりますきっと。(現在はちなみに6校)
現代社会では、さまざまな分野で技術が日常的に革新され、新しい価値が次々と生み出されている。もはや5年前と同じことをしていたら、それは時代遅れになるかもしれない。

人々の考え方や生活スタイルもこれまでにないスピードで変わってきており、その多様性も増している。空間の捉え方も時間の流れ方も、100年前とはまったく違う世界だ。 しかし、学校だけが100年もの長い時間を経たにもかかわらず物理的にほぼ同じ姿にとどまっている。

教室内に30人前後の生徒が集められ、それぞれの理解度も能力も性格も違うにもかかわらず、1人の教師からほぼ一方的な授業を一斉に受けている。
ズバリの指摘だと思います。学校も民営化した方が良いんですよ本当に。Altschoolの事例で十分でしょう。だって『google+』の開発者が学校を創ってしまう時代ですよ?
例えば、担任が合わなかったから学校を辞めてしまったという事態もテクノロジーを使えばきっと解決できると思うんです。そういう時代です。
これからの時代に相応しい教育の在り方を、先入観や既成概念を排除して徹底的に考え抜いた結果、一つのモデルが誕生した。 膨大な個人データを収集・解析し、それを生徒個人の学習だけでなくグループでの協同プログラムにも活用。

しかも、すべてのデータは生徒個人に紐付けられるため、たとえ学校を移ったとしてスムーズに学習に取り組める。これまで保護者を煩わせてきたさまざまな負担も、ほぼゼロにすることができるかもしれない。 そして 教師の負担も大幅に軽減することができるはずだ。

さまざまなストレス要因から解放された教師は、その本来の役割である、生徒の能力を導き出す仕事に集中することができるようになるだろう。

まるで1つのグーグルアカウントで、さまざまなサービスへの煩わしい登録作業が必要なくなり、個人に蓄積されたデータがサービス間をまたいで効果的に活用できるようになったように・・・。 それが新時代の学校、マイクロ・スクール構想だ。
教育分野に根付く深く長い問題を根こそぎ取っ払ってしまいそうですね。 「教育でGoogle級のチャレンジをしたい」をマジでやってのけちゃいそう。教育に携わる方々『Altschool』の事例は要チェックですよん。

ちなみに、日本の学校教育でもこのようなチャレンジはしやすくなってくるのでしょうか?「ICT導入」といった話はよく聞きますけど・・・本質的な課題解決にはまだまだ繋がらない印象。いっその事、経営権を優秀な外国人に任せてみるとか。

こうした既成概念にとらわれない、チャレンジ姿勢が日本教育にも出てくると国内の教育現場の景色も随分と変わってきそうだなあ。ちょっと無理ゲーか。

国内教育における目立った動きとしては、 Surfaceの教育委員会や私立の中高大学校での採用は加速しているみたい。 Pro4を持つ人確かに増えましたよね。
iPad Proもそうですが、ハードのUI/UXは明らかに向上しているので、残すは『My Altschool』のような大規模なプログラム開発ですね。
しかしこのインフォグラフィック分かりやすいわー。
それではー!