幕張メッセで11日から幕張メッセで開催されているジャパンキャンピングカーショー2016 に「百聞は一見に如かず」で行ってきました。

目的は主にマーケットの調査(商品開発チェック、顧客分析等)です。

予測通り仮説通りの大盛況でした。

超高齢化社会にフィットするマーケット

2015年11月〜12月にかけて、 JRVAのホームページを通じて、キャンピングカーユーザーに対して行った記述式のアンケート調査(各ユーザーがキャンピンングカーライフを通じて一番良かったと感じたものを旅行体験、趣味、ペットなどのテーマを選び書き込む形式、期間中に約160件回収)によると、「キャンピングかーを買って一番良かったこと」の筆頭に上がってきたのが「ペット」だという。

他にも趣味(釣りや自転車)、家族のためにといった回答もあったようですが、圧倒的にペットライフのためにと答える人が多かったようです。
・ペットペンションはなかなか予約が取れない。そこでキャンピングカーを購入
・ペットホテルは料金が高いし、犬には快適でも人間には快適ではないところもある。
・キャンピングカーが搭載している装備類がペット連れ旅行に適している。 犬をドッグランで遊ばせた後は、室内シャワーで犬の足を洗ってあげる。車内ドライヤーを使って犬の体を乾かすこともできる。いつでも清潔な旅ができる。
・ペットのためにエアコンが使える旅をしたいので、キャンピングカーからAC電源が取りやすいキャンプ場を選びます。
このように、リアルな声まで見てみるとペットユーザーにとってのキャンピングカーのポジションが浮かび上がってきます。それはペット中心の生活のベースにこの車がなっているということ。

先日もペット市場の盛り上がりについて記事を書きましたが、高齢者の増加と比例して、益々ペットユーザーが増加すると考えると、自ずとキャンピングカーの需要も増えてくると予測が立ちます。

参考記事:デカくなるマーケットのエネルギーを感じています!「ペット関連の新規事業まとめ」

会場内をキョロキョロと見回すと、実際の来場者も高齢者の方が多い感じがしました。その中にはペット同伴できている方々も多く見受けられた印象です。

ユーザーが増えることを予測したインフラ整備も大事

こうしてキャンピングカーユーザーが増えるに連れて、安心して利用できかつ快適な 車中泊施設を日本中に整備する必要があります。 こうした設備のことを「 RVパーク」と言います。

RVパーク」は、 現在は日本全国で61か所の施設が稼働していて(2016年1月31日現在)、「道の駅」「立ち寄り湯の敷地内」「ホテル・旅館の駐車場の一角」に有料を条件にAC電源供給設備やゴミ処理システムを整えたキャンピングカー専用エリアのことです。

この整備と普及促進を引率しているのが日本RV協会(JRVA)です。

RVパークの主な特徴は、
  • ゆったりとした駐車スペースを有すること
  • 長時間の駐車が可能なこと
  • 近隣に入浴施設があるか、あるいはシャワー施設を備えること
  • ゴミの処理が可能なこと
  • トイレなどの設備を有すること
  • キャンピニングカー等が使用できる電源コンセントが設置されていること
  • 入退場の時間制限がないか、制限が緩やかであること
などといった項目が挙げられます。 使用料金はだいたい一泊2,000円程度が平均で、施設によっては電源代やゴミ処理代が込みになったりする場合もあるみたいです。

現存するRVパークの整備と課題解決(ルール違反やマナー)に取り掛かりつつ、 常に需要と供給のバランスが保たれるように今後を見据えた普及促進に力を入れる必要があると思います。

行楽シーズンなんかは特にそうですし、例えば「震災」のような災害が起きた場合には今のままでは確実にパンクしてしまうので。

驚きのアイデア商品:軽トラ用キャンパーシェル

約600台の展示がある中で、一番に目を引いたのがこの 「軽トラ用キャンパーシェル」です。 IMG 0488
これは想像を超える商品提案でした。
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しかもキャンパーの中がこれまた想像以上にお洒落。

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価格も良心的ですし需要がありそう。 脱着タイプを選べば用途に合わせて使うこともできるとか。

この軽トラ活用もそうですが、本展示会に行ってみて思ったことは、大型のキャンピングカーも沢山あったのですが、目立ったのは軽キャンパーと言われる「軽自動車」に分類されるアイデアが目立っていたように思います。 たくさんの人が興味深く説明を聞いていらっしゃいましたしね。

長距離旅には向きませんが近場の車旅には向いていそうだし、価格も良心的なので入り口商品にもなり得るような。
言うまでもありませんがぼくも欲しくなってしまいました。

最後に

キャンピングカー(モーターホームとも言う)というコンセプトに関しては、前々から普及するだろうなあと思っていました。

・東日本大震災が起きたあたりからですかね?それからとは「住居を固定する」リスクが多分にあることを考えていて、それを起点にして移動式住居が来るという見解を持っていたわけです。多分、自動運転と組み合わさったら更に爆発すると仮説しています。地震大国に住む以上はこうした考えを持ち合わせていないとダメじゃないですかね?首都圏直下型とか南海トラフとかいつ来てもおかしくないですよ?

・ファッションになるには時間がかかりますし難しいかもしれません。それはデザイン面によるものです。若者がどうしたらこの分野に飛びつくか?は考えなきゃいけない課題ですね。例えばスノーピークとコラボレーションして開発するとか。(あ、競合するから無理か?)

・RVパークに関して言えば、場所が絶対足らなくなると思っています。個人的にどこかで作れないかと思っていますが整備をどんどん整備を進めていただきたいです。これ「空き家問題」のソリューションとしても使えると思うんですよね。考えていらっしゃると思いますが・・・。いらない空き家(戸建てに限る)を潰してRVパーク付きリノベーションハウスとして売り出すとかありだと思うんですよね。

などなど・・

ビッタシ趣味の分野とラップしているので研究も考察もとても楽しいです。
ペットとの親和性も多分にありますしこのマーケットも成長市場ですね。
大阪でもやるようなので関西圏の方はぜひ足を運んでみてください。
今日はこの辺で。
それではー!