2014年に公開された映画「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」を鑑賞しました。ウッジョブなう pic.twitter.com/KPb0Fhs3Fk
— きよみ〜 (@KhoushienTbc26) 2016, 1月 29
公開された当時も観たいと思っていましたが「今」観たことが自分にとっては良かったようです。
一つ目は、これから自らが「林業」現場に入ろうとしているということ、 もう一つはこれに関連した農山漁村の考え方を学んでいる真っ最中だからです。
作品の二つのポイントとして整理しておこうと思います。
「林業」という職業の一連を知れる
林業シーンの理解を深めるために観た映画WOODJOBが林業の働きを忠実に再現しているとすれば極めて高度な作業が求められ、強い意志が必要なことが伝わってくる。マインドセットされて良かった。生半可な気持ちで山に入るなんてあり得ない。
— Shingo Tanaka (@Shingo_tna) 2016, 2月 14
映画の中身の話をすれば、仕事のディテールまで細やかに表現されており、過酷さの中にあるやりがいも染谷くんの演技から良く伝わってきた。伊藤英明さん的な方もたくさん実際の現場にはいると思う。こうした先人にきっちりと学んで行くことが上達の近道だと思いました。
— Shingo Tanaka (@Shingo_tna) 2016, 2月 14
チェーンソーで初めて木を切るシーンがありましたが、まさしくあんな精神状態なんでしょうね。木を引き締めていきたいと思います。
— Shingo Tanaka (@Shingo_tna) 2016, 2月 14
全く経験が無い状態の若者という点でもこの作品は自分を投影しやすかったです。作中にも出てきましたが植えた苗木が切り倒す対象になるのは自分が死んだ後。自分が生きてるうちにに結果は出ない。そうした生命循環によって成り立つ生業が林業。人も自然も奥の方ではつながってるっていう考え方にとてもリンクした働き方。
— Shingo Tanaka (@Shingo_tna) 2016, 2月 14
仕事として山林に入り、チェーンソーで伐採、木登りしてお手入れ、植林、そして販売会と、林業の仕事の一連のイメージを掴むことができました。
初心者にとっての正に教科書的な作品。 都会では味わうことのできない自然エネルギーも感じ取ることができます。
農山漁村の伝統的な民衆思想が垣間見れる
神去村の民衆には、山の神信仰が生活のベースになっており、それが伝統化し豊かな暮らしが生まれている。実際、この伝統・仕来りに反すれば「神隠し」に合うといったような描写もあります。さらに最近学んだ土着した民衆思想として存在する地域信仰(山の神)の在り方も描かれていてとても勉強になった。山に入るときに合掌してお辞儀をしたり、伝統的なお祭りに関しての村会議、神木を切り倒すお祭りなどはまさにそれだと思いました。
— Shingo Tanaka (@Shingo_tna) 2016, 2月 14
48年に1度行われる「神事(オオヤマツミ)」に関しての描写がその信仰を顕著に表していました。祭り自体は壮大でクライマックスに相応しい迫力でしたね。
我欲を中心に形成された現代社会に、必要な考え方として一部で注目され始めている「農山漁村の伝統的な民衆思想(=自然信仰的な祈りや願いや想い)」をこの作品からは垣間見ることができます。
参考;「農山漁村の民衆精神」を学び・理解することが豊かな社会を形成する。
まとめ的に
いよいよ来週末から2016年のビッグチャレンジが始まります。主人公の平野勇気と自分をダブらせてきっちりと吸収して身のある学びにしていきたいと思います。地産地消、地域移住、そして地方創生。全てをつなげる切り口が林業だと思ってます。さあいよいよ今年のビッグチャレンジが始まります。
— Shingo Tanaka (@Shingo_tna) 2016, 2月 14
WOOD JOB!は本当に良い作品ですよ。原作は三浦しをん(神去なあなあ日常)、監督はウォーターボーイズやハッピーフライトで有名な矢口史靖監督ですからね。
コミカル要素もあって皆が楽しめる作品かと。 興味沸いたら是非一度観てみてください。
今日はこの辺で。
それではー!