日露戦争後の北海道で繰り広げられるトレジャーハンティングの漫画なのだが、個人的にはキングダムぶりの超ヒットという感覚。流石は2016年漫画大賞でした!
個人的にグッと来たポイントをまとめておきます。
ゴールデンカムイを一気読み中。めちゃくちゃ面白い。宝探し、狩猟、ジビエ料理、アイヌカルチャーと惹かれるポイントが満載ですね。登場キャラも全部良い!大雪原で食べる鍋料理味わってみたい。#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/xCc5FeTCPL
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月29日
ゴールデンカムイが備えているテーマを挙げてみる。①冒険 ②歴史 ③民族文化 ④狩猟 ⑤グルメ ⑥コメディ 目立つのはこの6つ。これらが違和感なくシームレスに繋がっている作品と言える全く新たなジャンルの漫画。キングダムぶりに心を揺さぶられました。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月30日
このアイヌ少女・アシリパちゃんがとんでもなく良い。 才色兼備にとどまらず、お笑い(ボケ・ツッコミ)のセンスも備えているからとんでもなく良いのだ。これは私見にもなるのだが、不死身の杉元とトレジャーバトルを共にするアイヌの少女・アシリパちゃんがとてつもなく良い。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月30日
読者の中の多くの男性はこの「アシリパ」という少女に心を鷲掴みされていることと推測されます。
そして堪らないのシーンが彼女が「オソマ(=アイヌ語でうんこ)」という言葉を連呼するところ。作中に出てくる食事シーンでは8割を占めるほどにこの言葉を口走るのだが、アシリパちゃんが「オソマ」と言っても全く下品でないからとても不思議なのだ。むしろクスクスと笑ってしまう。彼女が当たり前のように発するアイヌ語は可愛さを全方位的に発しており、「オソマ、オソマ」と連呼しても全く下品お下劣に聞こえないのは不思議でしょうがない。「ヒンナ」という感謝の意を表す言葉もとても心地が良い。たしかにヒンナは既に口癖だ。 pic.twitter.com/CjtDxwk7dV
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月30日
食べた後は常に「ヒンナ」である。そして、もう一つ堪らないシーンが「グルメ」だ。多くは鍋類だが狩猟で得た鹿や熊が、なんとも言い難い上級のシズル感を放つ料理となって出てくるのだ。読者の胃も掴んで放さない。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月30日
食べてもいないのにヒンナ、ヒンナと言ってしまう。 pic.twitter.com/B3MFbph148
登場キャラクターの解説はこの「まとめ」から。○杉元、アシリパチーム
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月30日
○土方歳三率いる新撰組一派
○陸軍第七団
がアイヌの地で繰り広げる三つ巴のトレジャーバトルはこの先どんな展開になるのか?刺青人皮の囚人はまだまだ存在する。のっぺらぼうは一体どんな奴なのか。脱獄王は裏切るのか。
第8巻が待ち遠しいです。
キャラクターを見てるだけでもお腹一杯です。
キャラクター紹介を見てるだけでエキサイティング。この漫画は教養以外の何物でもない秀逸な作品。おーい龍馬と併せて学校教育にも取り入れたらいい。 / 江渡貝の元に尾形が現れる!ゴールデンカムイの登場人物まとめ - NAVER まとめ https://t.co/29tyOjH2VM
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月30日
■ゴールデンカムイは「狩猟」の興味喚起にも寄与する。
そして地方創生の活路として注目を浴びている「狩猟」の興味喚起にも繋がる内容になっている点も見逃せない / 「害獣駆除」がビジネスに!「これも地方創生の強力なソリューションになる」と思った。 : 田も作り 新も作ろう https://t.co/sGiqHbD5Aj
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年5月30日
被害総額 年間約200億円。 ちなみに、この被害額は現在の政府が支出する「鳥獣被害対策の事業費」よりも大きい。(98億円)つまり、98億円の補助金で毎年生まれる200億円をどうにかせいってこと。98億円の使い道は各地方自治体で異なるでしょうし、内訳まではわかりませんが、かなりしんどいと思われます。 毎年自然に200億円の流血があるって、民間で考えれば即対応が求められるレベルの内容ですよ。『ゴールデンカムイ』の作中に出てくる「狩猟」活動が、地方に残る「害獣被害」という大きな課題を理解させるには絶好の教材だと思った。 まず、都会にいたら「狩猟」に触れる場面は皆無なわけで、自分の知らない土地で起きている「害獣被害」なんてものをタワーマンション族が意識するはずもない。 この漫画が都心に住む人の目に留まり「狩猟」への興味喚起をもたらす一手になって欲しい。
それに約20年の間に、シカは8倍(年間約10万頭づつ増)、イノシシは約3.5倍(年間約3万頭づつ増)といったような異常な増加を続けていることを考えると、何か的確な処置をしない限りは、被害額はさらに増幅していくことは誰でも簡単に予測ができます。 こんなに深刻だったとはね・・・
これこそがリベラルアーツ(自分を解放すること)。
読み終えた後に、ふとこんな考えが浮かんできました。
まあ、とにもかくにもです。 『ゴールデンカムイ』むちゃくちゃオススメなんで、
7巻一気読みしちゃってくださいよ。
キーワードは、冒険、トレジャーハンティング、歴史、狩猟、グルメ、アイヌ、北海道、新撰組。
まとめ書いはこちら。
[まとめ買い] ゴールデンカムイ(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
まだ7巻!全然一気読みで追いつくレベルです、このチャンスに是非!