ついこの間、ぼくが受講をしている地球のしごと大學の繋がりで、桑畑と田んぼのお手伝いをしてきました。場所は千葉県佐倉市で、米と野菜を育て、現在養蚕にも取り組むとても活発な農家に「農作業ボランティアしませんかー?」ってお声がけをいただいたのがキッカケです。


当日のタスクはコチラ!
①桑畑の草刈り&手入れ
②田植え 

作業を行った桑畑はこんな感じ。
鮮やかな緑の葉が眩しく、アマガエルも雨上がりということでひょっこり顔を出していました。

 

桑畑. #農作業 #佐倉 #桑畑 #養蚕

shingo tanakaさん(@shingo_tna)が投稿した写真 -2016 6月 4 8:03午後 PDT

草刈りと手入れを桑畑で行った後には、近くの水田に入り田植え作業。

長くつは履かずに生足で田んぼにイン!ふんだんに水分を含んだ田んぼの土がとてつもなく気持ちよかったなあ〜!
 

こうして、1日のうちに稲作農家と養蚕農家を体験できるとってもリッチプログラムを体験させてもらったわけですが、なんだかまた感性が磨かれた感じがしています。
 

普段、首都東京で働く僕にとっては、今回体験した農作業は各所にセンス・オブ・ワンダーが散りばめられた至福の時間となったわけですね。



■農家は専業で安定した収入をつくるのは難しい

ちょっと視点を変えて「生業」として成り立つかどうかを考えてみた。


聞いたところによると、稲作(米作り)に関して言えば、1反の年間売り上げは約14万。これを生み出すためにかかる人件費(1万×8人日くらい?)、その他経費(維持費など)を計算していくと最終利益は赤字。
 

つまり、稲作単体で収益化させるのは相当難しい。

一方、ナスやトマトのような野菜農家ならどうだろうか。
 

ナスなら10アールの畑で売上が約310万円、所得が約270万円、 トマトなら10アールの畑で売上が約170万円、所得が約110万円程度。
 

稲作よりはお金に変わることがざっくりと分かる。
 

これだけを見ると「稲作農家がかわいそう、耕作放棄が広がるのも やむを得ない」と思ってしまうのですが、このテーマはもう少し複雑だという。
 

実は、稲作(米作り)農家は労働時間が少なく、1時間当たりの所得は、野菜農家よりも良い。

なぜこのようになるかと言えば、米作りは労働時間が少ないから。
 

10アールあたりの稲作(米作り)の労働時間は年間約20時間。 一方、ナスは約2,800時間、トマトは約800時間なんですって。
 

・・・


こうして考えると、稲作(米作り)農家はそれ単体で「生業」にするのは難しいが、年間20時間程度の労働時間なら会社に勤めながらでも十分可能
 

それで、家族が1年食べられる米が獲れて、 さらに余った米を親戚・知人に贈ったり、米屋に卸していくらかの現金収入が得られるなら、兼業モデルでの米農家も悪い商売ではない。
 

主の生業を持ちつつ、兼業という形で米作りに取り組む。

まさに半農半Xという生き方」です。
 



■僕が「農業を始めたい」と持った理由はめっちゃシンプル

作業コストがざっくりとでも分かったことで「農業やっても良いかも?」と思ったわけなんですが、この気持ちを更に強めたのは「作業の合間に食べるご飯が美味すぎる」ということでした。ジャーン!

たけのこ #桑畑 #農作業 #養蚕 #佐倉 #ご飯

shingo tanakaさん(@shingo_tna)が投稿した写真 -

これ、ボランティアに誘ってくださった農家さんの振る舞いで、農地で取れた「筍」「お野菜」「お米」「お味噌汁」をお昼ご飯としていただいたんですよ。

食べているうちに気づいたのは、この「ご飯の美味しさ」を求めて人は農家を始めるのではないかということです。

だってだってですよ?

普段のオフィスワークの合間に食べるお昼ご飯の美味しさと「雲泥の差」があるんですもん。

大自然の中で、土に触り汗をかいて、そして自然の恵みを美味しく頂く。

この一連の流れを体験した人が、農作業へハマっていくのだと感じたわけです。

「ご飯を美味しく食べるため」

収入もそうですが、農作業に取り組むモチベーションはこれで十分かもしれないと思ったんです。めっちゃシンプルだしとても腑に落ちます。

この日は「少しづつでも農家兼業のライフスタイルにシフトしていこうと決断した」大きなイベントになりました。

脱成長(ダウンシフト)のとき: 人間らしい時間をとりもどすために

農業最高だね!

こちらからは以上です!

※TOP画は僕が田植えしている様子です。