TanaShin(@shingo_tna)です。 

つい先日、地域密着統合医療の権威、山本竜隆医師の施設を訪ねる機会がありました。 山本医師は、

「地域医療 (在宅医療、訪問介護)」
 
  
「養生医療 (自然療法、代替医療)」

この二つの医療を融合統合させ「過疎医療という問題」に対してのソリューションを提示されているお方。

近年、ヨーロッパの先進諸国やアメリカでも、従来の西洋医療への偏りが見直されています。そのオルタナティブな存在として注目を集めているのは、疾病に対する治療を施す西洋医療とは異なり疾病の原因を正す「予防医療」。

そして、その予防医療を含む代替医療と西洋医療を組み合わせたのが「統合医療」と言われ、山本医師は日本のそれの第一人者でもあります。

地域自然資源を活かした「滞在型養生医療」

山本医師は、自然豊かな静岡県朝霧高原にある「 朝霧高原診療所」を中心とした面で統合医療を提供しています。

その中でも、特徴的なのは、地域自然資源を活かした「滞在型養生医療」。

これは主に健康増進を目的にしていて、診療所の他に自然を感じる「静」の富士山静養園、自然を体感して遊ぶ「動」の日月倶楽部などの施設が用意されている。 IMG_1729

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当施設が位置する静岡には富士山をはじめ、わさび農園や茶畑など自然が充実していて、患者はここで健康を取り戻していく。

身近な医療機関がある環境の良い町に住むほうが良いという考えに基づき、環境医学、公衆衛生学を重視する地域医療・予防医療が提供され、 皮膚科・小児科の一般診療と漢方や食養生などの東洋医学、ハーブやホメオパシー、アロマセラピーなどの代替医療、さらに地域の恵みを活かした森林ヨガや呼吸法などの自然環境療法も提供されている。

最近では、世界的観光資源と健康増進のためにわざわざ海外から訪れるひとも増えているようです。

利用者は豊かな自然に囲まれながら時間を過ごすことにより身体が癒され、心身ともに回復していく。

日本版ウェルネス ユニオンの実現

こうした滞在型養生医療の姿は、ドイツ、フランス、イタリアには当たり前のように存在していて、田舎、地方の医療モデルとして十分に根付いている。

だからこそ、日本には国土7割の森林があり、30,000か所以上の源泉があり、海に囲まれ、河川が豊富、なのになぜ医療過疎になるのかが海外の人からすると不思議でしょうがないのだとか。

海外ではこのような滞在型医療のことをウェルネス ユニオン(WELLNESS UNION)と呼ぶそうで、山本医師はそれを朝霧高原で実現している。

WELLNESS UNION Mt.ASAGIRI-KOGEN

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「医療」は、医療費削減・人口減少・医療財政の破綻など暗い話題が多い、一方で、「観光」は、観光立国・地方創生・円安・日本ブランドなど、今まさにホットでありこれから更に伸びていく分野のひとつ。

地域医療だけでは今後一生、食べていくのは苦しいが、滞在型(観光)の養生医療をセットにした統合医療サービスとすることで、生業をバランスさせるのがウェルネス ユニオン。

"「地域創生」と「過疎医療」はセットで解決できる。"


山本医師本人の口から出てきた言葉に地方創生の強い可能性を感じることができた。

その地域でしかできない健康増進。

その地域でしかできない養生医療。

日本の地域にはまだまだ可能性がある。

日本版 ウェルネス ユニオン まだまだ確立できる可能性アリですよ。

最後に

都内で働く多くのサラリーマンは確実に「自然欠乏症」に陥っています。
少なくとも僕はそうだし、友人にもそういう症状の人は多いです。

"自然から遠ざかるほど病気に近づく"


哲学者ヒポクラテスがこういうのもすごく分かります。

東京から2時間半ほど離れれば、別世界を体験できる。
普段遅くまで働くサラリーマンの皆さんもなんか体調が優れないな〜と思ったら、 予防医療も兼ねて、朝霧高原を一度訪ねてみると良いかもしれませんよ。 IMG_1746
ハーブがその辺に咲いているという環境。 自然最高ですね。