AI時代に「勝ち残る子」を育てる
先生が「教えない」ほうが学力は伸びる
凄く共感できる記事があったので今日はその話をしようと思います。
情報編集力が育つから意見が言えるようになる。
「情報処理力」とは、国語や数学などの知識や技能のこと。この記事では、この情報編集力が鍛えられることで、意見が出せるようになるという関係性を述べています。そして、情報処理力が上がれば情報編集力が上がるわけではないということも。
「情報編集力」とは、思考力、判断力、表現力のことで、コミュニケーションリテラシー、ロジカルシンキング・リテラシー、シミュレーション・リテラシー、ロールプレイ・リテラシー、プレゼンテーション・リテラシーです。
情報をがんがん子供にインプットしていくと、コップから水が溢れるように自然に子供たちが意見を言うようになるのか。
知識をどんどん入れていくとひとりでに自分の意見が言えるようになると思っている人がいるとしたら、それは大きな間違いってこと。
問われないと意見は形成できないし、まずは間違ってもいいから意見を言ってみないと始まりません。何度も何度も意見を問いかけられなければ意見を言えるようにはなりませんし、さらにそれを論理的に、ロジカルにしていくためには、やっぱりディベートのようなマナーで鍛えないといけない。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月26日
それから友達が理屈の通ることを言ったときにかっこいいと思う。これが大事。そして、どういうときにその意見はかっこいいのか、どういうときにかっこ悪いのかは、ディベートをたくさん体験しないと分かりません。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月26日
もうちょっと進むと、やっぱり本を読まないときちんとした意見が言えないということや、意見をある程度固めていくためには、自分で意見を書いて、誰かに読んでもらったり直してもらったりということを繰り返さないとだめだと分かってくる。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月26日
日本人が意見が言えないのは当然で、情報編集力が低いということに尽きます。日本の教育はこういった「意見を育てる」ことには圧倒的に弱いと思う。インプット重視だから、アウトプットの仕方を教える時間が取れない。本当に大事なので繰り返しますけど、インプットを多量にしていくとアウトプットがひとりでに出るということは絶対にない。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月26日
この状況は、戦後日本が敷いた義務教育という戦略の産物。
アウトプット重視の教育が広まる兆しはある。
このように日本人の弱みは見え見え。今後もインプット偏重でアウトプットの時間が作れないのか?
ぼくはそうとは思わない。
変化の兆しは確実にあります。
ちなみにアウトプット型の教育になっていく兆しは見えてもいる。インプットの時間が中心になるのは、間違っているところと理由がわからないからです。それを探す時間に多くが取られている気がします。この時間が省かれて、同じかあるいはそれ以上のインプットが得られるシステムがあればいいってこと。
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月26日
Qubenaそれを担ってくれそうなのが巷で賑わう「AI」です。ここには教育革新の可能性を十分に感じられる。インプット偏重からアウトプットにです。例えばQubenaのようなものがこれに当たります。https://t.co/SZB076Ve3m
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月26日
シリコンバレーの「Altschool」もこの手のシステム。
教育分野でGoogle級のチャレンジ!【シリコンバレー発の学校 Altschool】が先進すぎる。https://t.co/cbr463Mx0T
— mktks (@maki194) 2016年9月25日
こういうのやろうと思ってたから事例があるのはありがたいなー。やるよー。 @misakitanaka
AI技術の発達がインプット偏重教育を変えてくれる気がします。
最後に
情報処理力(知識や技能)ではなく、情報編集力。そうそう、情報編集力に特化させた地域塾をやりたいんですよね。/ 先生が「教えない」ほうが学力は伸びる(5ページ目):日経ビジネスオンライン https://t.co/HDogFiN3jS
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月26日
これ実は前から考えていることでして。 地域の塾なのか、公教育分野への投入なのか。
教育のリニューアルにも興味津々。
この「機能」はまだないエリアが多いです。
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