TanaShin(たなしん)です。
VC(ベンチャーキャピタリスト)の佐俣アンリさんと認定NPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹さんが「NPO」と「株式会社」の距離をテーマに対談をした内容をけんすうさんがnoteで公開していました。
イノベーションの輪の中で「NPO」「株式会社」の距離はなくなっていく―佐俣アンリ×駒崎弘樹【対談】
現在考えていることとも度々一致して楽しく読ませていただきました。
流石、認定NPO法人の代表ともあって、駒崎さんのお考えは参考になる。
対談の一部抜き出してお話を少ししたいと思います。
必要以上に儲けるのはどうかと思うが、事業拡大や事業継続をしてゆくために資金は必須ですよね。
事実寄付や年会費をきちんと集められているNPO法人は全体の半分程度。
こうしたNPO法人の持つ課題に対して、駒崎さんはアメリカの事例に学び「ビジネスの技術」を取り入れ、寄付マーケティングを実行。
ひと昔前のNPOのイメージを新たなものに塗り替えた第一人者と言っても良いでしょう。
ぼく自身も今後そのように事業を行っていきたいと考えています。
現在、NPO法人の数は全国にあるコンビニの数ほどまで増えています。
・コンビニ 54,715
・NPO法人 51,110
行政や企業をつなぐセクターとして注目と脚光を浴びているNPO法人。
多様な課題に対して、適切な手法が取れる人材も求められています。
個人的な観測ではこのような素養を育てる「学び」や「機会」は全然足りていないと思います。
そう考えると、この領域に需要(=事業)の余地もある。
これからの時代、距離があったあらゆるセクターの距離は縮まり、枠組みは取り払われていく気がします。 そうでないとイノベーションは起きないですからね。
続きはこちらからどうぞ!
イノベーションの輪の中で「NPO」「株式会社」の距離はなくなっていく―佐俣アンリ×駒崎弘樹【対談】
さて、ぼくはぼくで今後の事業構想を練っていきますかね。
駒崎さんのこちらの本もオススメです!
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VC(ベンチャーキャピタリスト)の佐俣アンリさんと認定NPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹さんが「NPO」と「株式会社」の距離をテーマに対談をした内容をけんすうさんがnoteで公開していました。
イノベーションの輪の中で「NPO」「株式会社」の距離はなくなっていく―佐俣アンリ×駒崎弘樹【対談】
現在考えていることとも度々一致して楽しく読ませていただきました。
めちゃめちゃおもろいこの対談 / イノベーションの輪の中で「NPO」「株式会社」の距離はなくなっていく―佐俣アンリ×駒崎弘樹【対談】|けんすう|note(ノート) https://t.co/ufkgVr9CxC
— TanaShin(たなしん) (@Shingo_tna) 2016年9月30日
流石、認定NPO法人の代表ともあって、駒崎さんのお考えは参考になる。
対談の一部抜き出してお話を少ししたいと思います。
NPOのイメージを塗り替えた第一人者
佐俣アンリ(以下、佐俣):手弁当でNPOを回そうとするのはムリゲーということ。
今回「インターネット業界以外で“僕が話したいと思う人”として、駒崎さんを指名しました。インターネットな人たちと話すのはとても楽しい。でも、どこかでモヤモヤしたものが残ってしまうんです。何というか、思い出話に花を咲かせる同窓会になってしまうというか。
僕の中では、NPOもベンチャーも関係なく、世の中にある何かしらの仕組みを通じて課題解決していくのが面白いと思っています。
中でも、駒崎さんが一番ファンキーだなぁと(笑)。
でも、日本のNPOには「手弁当で儲けるのはよくない」みたいな雰囲気があったりしますよね。僕、あの雰囲気があまり得意ではなくて・・・。
駒崎弘樹(以下、駒崎):
アンリさん(=佐俣さん)のおっしゃるように、日本のNPOはすごくいいことをしているし、頑張っています。けれど、まだまだ世の中に十分にはインパクトを出せていないし、事業として続けるのが難しいという状況があるのも事実です。
僕は大学時代からITベンチャーを起業・経営していました。そこから今のフローレンスを立ち上げるのですが、そのとき参考にしたのがアメリカの事例だったんです。
当時の日本のNPOは「とにかく人のためになることをしよう、お金稼ぎは二の次」といった雰囲気でした。でも、アメリカではソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)が出てきて、ビジネスとソーシャルの業界を越境していました。
ビジネスの技術を使いながら、寄付マーケティングをしていたんです。それを見て「いいじゃん、アメリカのやり方!」となり、さっそく活用して現在に至ります。
なので、僕にとってベンチャーカルチャーも、社会起業カルチャーも、わりと近いと思っているんですよね。
必要以上に儲けるのはどうかと思うが、事業拡大や事業継続をしてゆくために資金は必須ですよね。
事実寄付や年会費をきちんと集められているNPO法人は全体の半分程度。
こうしたNPO法人の持つ課題に対して、駒崎さんはアメリカの事例に学び「ビジネスの技術」を取り入れ、寄付マーケティングを実行。
ひと昔前のNPOのイメージを新たなものに塗り替えた第一人者と言っても良いでしょう。
NPOの利点、株式会社の利点
駒崎:大事なのは「何を達成したいのか」に立ち返ることです。何を達成したいか(=ビジョン)を前提として、 佐俣さんが最後に言っているように「適切な手法を選び振り分ける世界」 にぼくも大賛成ですし、社会はきっとその方向に。
もちろん、量やタイミング、あるいは上場といった手法が有効なときもあります。しかし、ものによっては不要かもしれない。それに、最近ではNPOに融資してくれるメガバンクも増えていますしね。
佐俣:とはいえ、NPOにも株の仕組みがあってもいいように思います。
保育園に人材がほしいなら、株式会社としての価値を上げて、その問題を限りなくゼロにすればいい。もちろん、本質的なものを大事にしなくちゃいけないことは大前提ですが。
駒崎:そうですね。四半期とかではなく、「賢い株主たちが中長期的に見続けてくれれば」何の問題もないと思います。
ただ、フローレンスの「病児保育」では、ある種のアッパーミドルだけを対象にすれば事業として成長を見込める一方、一番困っている低所得のひとり親家庭に、寄付を原資に安価にサービス提供しているんですね。
で、株式会社形態だと、こういうことはできなくなっちゃうんですよね。 まあ、それぞれの法人格で一長一短あるね、と。
佐俣:フローレンスは今、プロジェクトとして4〜5つくらい動いていますよね。こういったプロジェクトなら株式会社でやってもいいよね、みたいな考えが生まれ る可能性はあるんですか? 駒崎:それはありますね。
フローレンスでは障害児保育のほか、病児保育、小規模保育など、各事業部制になっているんです。たとえば、設備投資が必要で、融資では限界があって、エクイティ(=資本)が必要になってくる事業もあります。そういう事業部だけを株式会社化して、そのほかは非営利であるNPOのグループ下に置いていく、というやり方もできると思います。
佐俣:NPOも株式会社も、どんどん距離が縮まっている感覚があります。なんていうか、世の中の課題がバサバサと並んでいて、それを解決したい若者が集って「これをやるなら株式会社がいい」「この方法なら、NPOが向いている」と振り分けられる世界になったほうがいいんじゃないかと思っているんです。
ぼく自身も今後そのように事業を行っていきたいと考えています。
現在、NPO法人の数は全国にあるコンビニの数ほどまで増えています。
・コンビニ 54,715
・NPO法人 51,110
行政や企業をつなぐセクターとして注目と脚光を浴びているNPO法人。
多様な課題に対して、適切な手法が取れる人材も求められています。
個人的な観測ではこのような素養を育てる「学び」や「機会」は全然足りていないと思います。
そう考えると、この領域に需要(=事業)の余地もある。
最後に
この対談の中には、海外で事例が増えている「社会的インパクト投資」のようなNPOの活動を支援する新たなプログラムや、 アメリカのVCが本来の枠組み(民間のみの支援)を超えて寄付という形で公共セクターを支援する動きを取っていたり、 持ち分が認められている出資型NPOの構想など、初耳なことがとても多かった。これからの時代、距離があったあらゆるセクターの距離は縮まり、枠組みは取り払われていく気がします。 そうでないとイノベーションは起きないですからね。
続きはこちらからどうぞ!
イノベーションの輪の中で「NPO」「株式会社」の距離はなくなっていく―佐俣アンリ×駒崎弘樹【対談】
さて、ぼくはぼくで今後の事業構想を練っていきますかね。
駒崎さんのこちらの本もオススメです!
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